隅田川お花見コースは、当然の事ながら桜が咲いている時期のコースです。この桜の時期しか撮れないので貴重です。また桜の名所でもある隅田川沿いの隅田公園の周りには、この時とばかりに屋形船が集合します。この光景も桜の咲いている時だけですね。
撮影した日は「花冷え」と言うのがピッタリな気温の低い日でした。走行中の撮影はさすがに寒い。他のお客さんはぬくぬくと屋形船の中でおいしい料理に舌鼓。楽しみは人それぞれで、滅多に見られない屋形船からの橋夜景を堪能するのも、贅沢です。
普段は見れないところからの景観は素晴らしいです。
各橋のライトアップが水面に映る風景というのは、やはり正面から見るのが一番綺麗ですね。
横を流れていく夜景、遊覧船などを眺めていると、違った世界にいるみたいです。
しかし、暗いので撮影には過酷な状況です。しかも屋形船は走行中。揺れているのでブレまくり。それでもそれなりに撮れるのは、高感度の恩恵でしょうか。
写真を撮るのには辛い状況なんですが、屋形船に乗船しているお客さんという立場になると、実に揺れない良い船だと思います。車酔いする子供を何人か乗せたのですが、3時間の乗船時間にもかかわらず、まったく酔いませんでした。
屋形船と言うのは、走行中屋根に人を乗せられません。なぜ乗せられないのかと言うと、操縦席が一番後ろにあるからです。屋根の上に人が大勢いたら、前が見れませんから・・・。ところが最近の屋形船は前でも操縦が出来るんです。でも屋形船の船前に行っても何もありません。あるのは階段と部屋への入り口と下駄箱くらい。どこの操縦席があるの?
大型の屋形船には、隠し操舵室があります。一見何も無い場所の蓋を開けると、そこは操舵室。小さな操縦桿が隠れています。
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